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Forex Tester3のレビュー/Forex Tester2との違いなど


Forex Tester2の進化版、Forex Tester3が販売されているので、Forex Tester2に比べて、どう違うのか?をレビューしてみます。

そもそも、Forex Tester2が何なのか?のような解説は、Forex Tester2のレビュー記事で書いていますので、そちらを参照ください。
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Forex Tester2と3の違い

Forex Tester2と3の違いは、販売ページに書いてあるので、これを引用する形で、その機能が本当に便利なのか?また、実際に動作を比較し、どの程度便利になったのか?について、書いていきたいと思います。
販売ページ:http://www.forextester.com/


販売ページには、Forex Tester2と3の違いとして、19項目の紹介がありますが、個人的に、あまり重要でないと思う機能は割愛し、重要ポイントのみレビューしていきます。

①ふたつモードの代わりにひとつモード

Forex Tester2は、ヒストリーモードとテストモードの2つのモードがあります。ヒストリーモードは、バックテストデータをダウンロードしたり、テストモード用のデータ(ティックデータ)を作ったりするモードで、テストモードとは、実際にチャートを進めて検証を行うモード。

これが、Forex Tester3になると、1つのモードになった、というか、モードという概念自体がなくなっています。そりゃそうですよね。

そもそも「モード」を辞書で引くと、「動作体系や状態の設定が複数通り存在する場合に、好みや目的に合わせてそれらを切り替えることができるとき、それら個々の動作体系を指してモードと呼ばれる。」とあります。

車で例えるなら、今日はスピードを出した気分だからスポーツモードにしようとか、今日はまったりドライブ気分だから静かなエコモードにしようとか。これが、本来「モード」の持つ意味です。

それなのに、Forex Tester2のモードは、まずは「エンジンをかけるモード」にして、カギを入れてブレーキを踏んでスタートボタンを押して、次に「走るモード」にして、アクセルを踏んで車を走らせ、目的地についたら「止まるモード」にして、サイドブレーキを引いてエンジンを切る、みたいな感じで「モード」を使っちゃってるわけですね。

本来、好みを自分好みに切り替える役割が「モード」なのに、この意味をまったくはき違えた、無駄以外の何物でもない「モード」の使い方をしています。

Forex Tester3では、この「モード」の概念がなくなっています。そもそもモード自体不要なので、当たり前といえば当たり前の変更でしょうか。

②ティック生成を自動化

ティックとは、1分足よりもさらに細かい価格の値動きデータのことです。

データセンターからダウンロードするデータは、1分足の始値、高値、安値、終値の情報しかないので、このデータから、実際にチャートを進めていく上で必要な、1分足内での価格の上下、つまりティックを生成する作業が必要になります。

Forex Tester2では、ヒストリカルモードにて、まずデータセンターからバックテストデータをダウンロードし、その後「ティックを変換」ボタンをクリックする作業が必要でしたが、Forex Tester3では、「ティックを変換」ボタンはなくなっており、テストしたい通貨ペアと期間を選ぶだけで自動変換されるようになっています。

面倒なのが、Forex Tester2のティック生成は、通貨ペアや期間を変更すると、再度ティック生成作業が必要となる点です。そして、ティック生成は、上記ヒストリーモードで行う必要があるため、例えば、ある通貨ペアで検証中に、検証期間を変えたいな、と思った場合、まずはヒストリカルモードにして、ティック生成を行い、再度テストモードにして検証をスタートする、という手順となり、モード切り替えとあいまって、けっこう面倒な作業となっていました。

Forex Tester3では、このティック生成を、自分でする必要がないので、けっこう便利になっていると思います。


データを準備し、チャートを進めるまでの流れを、動画で撮ってみました。Forex Tester3の方が簡単なのが分かると思います。

あと、動画を見ていただければわかると思いますが、レートの進行具合の操作方法や、レートの動き方は全く同じです。

④複数ペアのデータを一度にダウンロードする

Forex Tester2では、バックテストデータをダウンロードする場合、1通貨毎にダウンロードする必要がありましたが、Forex Tester3では、複数の通貨ペアのバックテストデータを、まとめてダウンロードできるようになっています。

ただ、バックテストデータのダウンロードは、ティック生成とは違い、一度ダウンロードしてしまえばすむ事なので、ティック生成のように、何度も繰り返す作業ではないため、まとめてダウンロードできるのは確かに便利ではありますが、作業効率劇的に上がる、というわけではありません。

⑩オーダーのロスと保留の止めるためのドラック&ドロップ

Forex Tester2では、ターゲットとストップを変更するには、ターミナル上の変更したい注文をクリックして新規ウィンドウを表示させ、注文した時と同じようにして変更する必要がありましたが、Forex Tester3では、チャート上のドラッグ&ドロップで変更が可能となっています。

私の場合、チャートの進行に合わせて、よくストップを変更するので、この機能は、とても便利な機能だと思います。


注文を変更する手順を、動画で撮ってみました。ドラッグ&ドロップで変更できる方が、いかに簡単か?がわかると思います。

⑦戦略を分析するための利益チャート

Forex Tester 2にあったようなひとつの利益チャートだけではなく、様々な利益チャートを開くことができます。

販売ページには、上記のように書いてありますが、下図は、ForexTester2の利益チャートになりますが、一応販売ページに掲載してあるForexTester3のような利益チャートが表示できます。

「ひとつの利益チャート」と「様々な利益チャート」の表現抽象的過ぎて、具体的に何のチャートのことを言っているのか?がわからないのですが、とりあえず、販売ページにあるForexTester3のような利益チャートなら、ForexTester2でも表示可能です。

⑪複数のモニターサポート

複数のモニターを使用するトレーダーは度々、各スクリーンにチャートを置くことができない不便性を嘆いていました。この深刻な問題は、Forex Tester3で見事に解決されました。モニターの数関係なく、複数のウィンドウを自由に動かす事ができるようになりました。

販売ページには、上記にように書いてありますが、Forex Tester2でも、ソフトの枠をいくらでも広げられるので、モニターの枚数を増やして、各スクリーンにチャートを置くことが可能でした。なので、私は、この点については、まったく不便性を嘆いてはいませんでしたが、なぜ、このようなことが書いてあるのか?わかりません。

まとめ

「①ふたつモードの代わりにひとつモード」「②ティック生成を自動化」上記2つについては、確かに便利にはなっていますが、通貨ペアや期間を変更する、というのは、そんなに頻繁に発生する作業ではないので、作業効率が格段に上がる、というわけではありません。わずかに上がる、程度でしょうか。どちらかというと、操作方法が簡単になりわかりやすくなった、という意味合いが大きいです。

「④複数ペアのデータを一度にダウンロードする」についても同様に、確かにバックテストデータの一括ダウンロードは便利ですが、これも一度ダウンロードすればOKなので、めったにない作業です。なので、これも上記と同じ、操作方法が簡単になりわかりやすくなった、という認識です。

「⑩オーダーのロスと保留の止めるためのドラック&ドロップ」については、これは検証に直結する部分であり、検証にあたって、ターゲットとストップを変更する機会も多くなると思うので、作業効率が、かなり上がると思います。

 
これまでForexTesterは、海外製で取扱説明書もわかりにくかったり、無駄にモードなどもあって、使い方がわかりにくい部分もあったのですが、今回出たForex Tester3は、操作方法が簡単になり、とてもわかりやすくなっています。

使いやすさという意味では、ほぼパーフェクトなツールであり、これ以上求めるものはないくらい完璧になりました。

なので、まだForex Testerを使ったことがない初心者の方はもちろん、Forex Tester2は持っていたけど、使い方がわからずに放置していた、みたいに人にとっても、今回、使い方がわかりやすくなったForex Tester3は、大きな助け舟になるかもしれません。

この他、Forex Tester2の使い方はマスターしているけど、安定して勝てない方は、①②④の「操作方法が簡単になりわかりやすくなった」というメリットはあまりないとは思いますが、①②④でも作業効率は、わずかに上がっていますし、また⑩の部分では、作業効率がかなり上がると思うので、やはりForex Tester3は買いだと思います。検証作業は、膨大な時間を費やすわけなので、このツールに費やす時間を考えた場合、わずかな時間省略でも、積み重ねると、かなりの時間節約になると思います。

Forex Tester3が出たことにより、必要な環境が全て整った

どうやって勝てるようになったのか?
上記記事で、私が、どうやって勝てるようになったか?について書いていますが、要約すると、「まずはFXの本質を抑え、そこから道筋を立ってて、筋の通った手法、合理的な手法を考えた」ということになります。

ただ、いくら道筋を立てて考えても、それが本当に正解か?は、わかりません。なぜなら、FXは、数学のように、明確な正解がないからです。道筋を立てて考えた理論は、あくまで「仮説」にしかすぎず、それが本当に正しいのか?を判断するには、検証という作業が必須となります。そして、この検証作業に欠かせないのが、Forex Tester3です。

検証をしないと、安定して勝てるようになることは、まず不可能です。それくらい重要な作業です。私は、Forex Tester2で検証していましたが、おそらくForex Tester2がなければ、勝てるようにはなっていません。

ただ、これほど重要なツールですが、従来までのツールは、使い方がわかりにくい部分があり、最重要である作業をこなすにあたっての敷居が若干高かったのも事実です。ForexTesterが大事なのはわかっているけど、使い方が難しいから、という理由で、逃げていた人もいたかもしれません。

しかし、今回出たForex Tester3では、操作方法は極限まで簡単になっており、ツールの出来としては、これ以上簡単にするところがないくらいパーフェクトな作りとなっています。なので、必要な環境は、全て整いました。あとは、やるか?やらないか?必要なのは行動力のみだと思います。

Forex Tester3販売ページ:http://www.forextester.com/

コメント一覧

  • Comments ( 7 )
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  1. FT3について有用な記事ありがとうございます。
    いくつか質問させてください。
    日本のFX取引の環境に合わせる初期設定について
    レバレッジは25に設定すればよいのでしょうか。
    ロットサイズは10000に設定すればいいのでしょうか。
    また、取引のベース通貨は初期設定で円になっているのでしょうか。
    自分なりに調べましたがわかりませんでした。
    ご教授よろしくお願いします。

    • 日本のFX取引の環境に合わせる初期設定について レバレッジは25に設定すればよいのでしょうか?→はい、それで大丈夫です。
      ロットサイズは10000に設定すればいいのでしょうか?→1ロット1万通貨の証券会社であれば、それでOKだと思います。ただ、証券会社によっては、1ロット1万通貨でない場合もあるので、そこはお調べになられた方がいいかと思います。
      取引のベース通貨は初期設定で円になっているのでしょうか?→通貨は円ではなく、USDになっています。これは変更できないと思います。

  2. ターミナルが表示できません。表示方法をご教示いただきたいのですが・・・

    • FT3ですと、「表示」→「パネルを表示」でいけると思います。
      FT2ですと、「ターミナルを表示」でいけます。
      FT3は、ターミナルという項目はなくなっていますが、「パネルを表示」に似たものがあります。

  3. 了解しました。

  4. Forex Tester3 をあなた様のFX特典付きで購入したいのですが、どこから入ればよろしいでしょうか?

    • すみません、Forex Tester3はアフィリエイトは登録していませんので、特典付きで購入いただくことはできません。

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